1泊2日の東伊豆の旅。
仕事の兼ね合いで東伊豆町エリアに行くことになったので「どうせ行くなら、その土地をもっと感じたい!」と思い、静かに伊豆稲取駅・伊豆熱川駅エリアを散策してきました。
このエリアは、東京方面から電車で向かうと熱海や伊東を経由して行くことになるのですが、実は「特急 踊り子」を利用するとものすごく行きやすいことがわかり驚いています。
そして、久しぶりの大自然との触れあい。
最高の開放感の中、日々のストレスから確実に解き放たれましたね。
山や海、ハイキングに温泉などを楽しめるので、ゴミゴミした日常から解放されたい方に特におすすめですよ!
温泉の街である稲取・熱川を時系列に沿ってご紹介していきたいと思います。
東伊豆エリアに行く方のご参考になれば幸いです。
- 土曜日9時台の特急 踊り子で伊豆熱川へ
- 伊豆熱川散策&ランチ&熱川バナナワニ園
- 伊豆稲取へ移動し宿へ(1日目終了)
- 稲取細野高原ハイキング(2日目スタート)
- 細野高原ツリーハウス村で動物と触れ合う。
- 16時台の特急 踊り子で東京方面へ
※ひとり旅&外出時のマスクはもちろんのこと、各エリア及び施設のルールに則り移動しています。
Contents|目次
池袋発「特急 踊り子」で伊豆熱川へ!
「特急 踊り子」は、東京駅や新宿駅、土休日は池袋駅始発で伊豆半島の南側に位置する下田まで1本で行くことができる特急列車です。
もちろん、今回の目的地である「伊豆熱川駅」「伊豆稲取駅」へも1本で行くことができ、今回は土休日限定の池袋駅始発の踊り子で伊豆熱川を目指しました!
伊豆熱川までの所要時間は、約2.5時間。
行きも帰りもAB座席が海側となりますので、海を眺めながら旅をしたい方におすすめです。
特急券は、JR東日本「えきねっと」及び「びゅうトラベル」で事前に購入が可能です。チケットレス割引や乗車券と一緒に買うと安くなる特別割引や、宿泊とセットで安くなるツアーもあるので要チェックです!
ちなみに、私が予約した際には海側の座席だけ混み合っていて逆側はガラガラ。そんなこともありますので、希望の座席がある方はお早めに予約を。
※特急券は、当日ホームの指定席券売機でも購入可能です。
▼特急「踊り子」の詳細レビューはこちら
伊豆熱川駅のロッカーに荷物を預け町を散策!
伊豆熱川駅に 11:44着。電車を降りると、潮の香りがします。
この町の特徴は、山と海の距離が近くその間に宿泊施設がギュッと詰まっている感じ。そして、なんと言っても温泉街です。
町としては大きくなく、海に行くのも徒歩ですぐに行けます。
ただ、急な坂道が多く散策するには手荷物が邪魔になりますね・・・。今回は伊豆稲取エリアで宿を取っていたので、駅のロッカーに荷物を預けて熱川の町を散策することにしました!
駅の中(改札外)のロッカーは、500円〜800円で大きさによって価格が変わります。
▼「伊豆熱川駅」の詳細はこちら。ロッカー情報などもまとめています
海沿いのホテルは、道路を挟んですぐ目の前が海になります。方向的には東側になるので、綺麗な日の出を楽しめるかもしれませんね!
朝の散歩も楽しそう。
カメラを持って1時間も散策すれば、駅と海の間は十分に散策できる距離感です。ただ、やはり坂道ということもあるので時間には余裕を持って動くように!
ちなみに、今回の旅では宿泊施設や飲食店、現地の状況などが全く予測できなかったので事前に「熱川温泉観光協会」に相談。丁寧にご対応いただきました!ありがとうございました。
「味どころ 今半」で海鮮を楽しむ!
「え?!今半あるの?!」と一瞬思いましたが、すき焼きやしゃぶしゃぶなどで有名な「人形町今半」とは別のお店になります。
きっかけはその名前でしたが、熱川温泉観光協会の公式ページに掲載されている飲食店を全て見つつ、Googleのクチコミもチェックした上で選んだのが、この「味どころ 今半」です!
今回は、ランチでの利用となりましたが、気になる料理が多くて「素泊まりできて、ここで夕飯(晩酌)もいいなぁ」というのが感想です。
地元伊東港・稲取港・下田港から仕入れた鮮魚が中心になるそうで、今回は最近楽しめていなかったお刺身をいただきました!
この時間、最高ですね。
▼「味どころ 今半」の詳細レビューはこちら
駅から徒歩1分!熱川バナナワニ園で撮りまくる!
伊豆熱川駅の海とは反対側の出口から徒歩1分ほどのところにある「熱川バナナワニ園」。
「バナナワニ」の名の通り、水槽越しにワニを楽しめたり、鉄格子を挟んで大きなワニを見られたりと思っていたよりもテンションが上がりました!
もちろん、バナナもしっかり育っていましたよ。
ここの魅力は、ワニの迫力とレッサーパンダの可愛さ、そして植物園で管理している植物の種類の多さでしょうか。
ワニがたくさんいる「熱川バナナワニ園・本園」。
道路を挟んで向かいにある「植物園(日本でここだけのアマゾンマナティーがいます)」。
専用マイクロバスで連れて行ってくれる「分園(レッサーパンダがいます)」。
この3つをカメラを持ってゆっくりまわると、2時間〜2.5時間くらいでしょうかね?ファミリーはもちろん、動物や植物が好きな方はものすごく楽しめると思います。
ちなみに、屋根がついている部分も多く雨が降っていても楽しめます!ただ、さすがに雨の日に傘なしでも大丈夫というわけではないのでお気をつけください。
▼「熱川バナナワニ園」の詳細レビューはこちら
伊豆熱川駅から伊豆稲取駅へ
伊豆稲取駅は、伊豆熱川駅から伊豆急行線で2駅。
稲取は熱川とは町の雰囲気が違いまして、海までは徒歩だと少し距離があります。海沿いに宿泊施設が多くあり、そこ以外は住宅街が広がっているイメージです!駅から10〜15分程度歩いたところには、大きめのスーパーマーケットやマクドナルドなどもあるんです!
稲取近郊の観光スポットといえば「稲取細野高原(ハイキング)」「伊豆アニマルキングダム」「港の朝市」「稲取ふれあいの森(クロスカントリー)」「みかんワイナリー」などでしょうか。
宿泊施設が駅から離れている場所にあることが多いので、とりあえず駅のロッカーを利用して観光スポットに遊びに行くのも良いかも。
▼「伊豆稲取駅情報」の詳細はこちら。ロッカー情報などもまとめています
温泉街にあるバリ風リゾート「湯苑別館 さざな(SAZANA)」
稲取温泉街には大小様々な宿泊施設があるのですが、今回は伊豆稲取温泉 稲取東海ホテル湯苑の別館「伊豆稲取温泉 湯苑別館 SAZANA(さざな)」を利用してみました。
素泊まりにして宿泊費を抑えたり、ちょっと贅沢な夕食をつけてみたり、お風呂を楽しんでみたり。
色々な選択肢があったのですが、温泉街でバリ風リゾートってちょっと面白いなと思い SAZANA を選んでみた次第です。
調べてみると「1名夕食つきプラン」を出している宿泊施設が熱川・稲取の両エリアでほとんどなく、納得のいくプランを探すのに苦労しました・・・。
さざなも1名プランがなかったのですが、宿に「1名なんですが、部屋に露天風呂があって夕食付きで泊まれませんか?」と直接電話したところOKいただきました!
感謝感謝。
露天風呂はもちろん大浴場もありますが、向かいにある本館「稲取東海ホテル湯苑」の大浴場も利用できるという嬉しさ!これはいいですね。
▼「湯苑別館 SAZANA(さざな)」の詳細レポートはこちら
開放感がたまらない「稲取細野高原ハイキング」
「ゆるキャン△」のモデル地となり一躍有名になった「稲取細野高原」へ。今回のお仕事は、この稲取細野高原でのハイキング取材なんです!
土休日は伊豆稲取駅からバスが出ており、山の入口まで行くことができます。また、実は山道が整備されているので車で頂上付近までいけるのも特徴ですね!ただ、道に慣れていないと車でここを通るのはかなり怖いんじゃないかと思うので、無理のない範囲で。
細野高原は、春〜夏にかけては山菜ツアーが開催されたり、秋には山一面がススキに覆われ、日中は白銀に、夕方には黄金色に輝く景色を楽しむことができます。
そして、なんと言っても山から眺める伊豆の絶景!
開放感がたまらないのです・・・。
日々のストレスが吹っ飛びますね。
ハイキングで体を動かし、絶景を見て自然を感じる。
最高です!
今回は、伊豆半島ジオパーク認定ガイドの藤田さん同行のもと、ハイキングを行いました!山は食材の宝庫だと言うこと再認識しましたね。
▼「稲取細野高原ハイキング」の詳細レポートはこちら
大自然を満喫できる「細野高原ツリーハウス村」
細野高原入口の森の中にある小さなキャンプ場「細野高原ツリーハウス村(兼:伊豆フライトハウス)」。
ツリーハウスやコテージ、テントスペースなどがあるこの施設では、宿泊だけでなくアクティビティもかなり充実しています。
昼間はパラグライダーやマウンテンバイク、夜はBBQや星空を楽しむなど自然を堪能できること間違いなしですね!
詳細はぜひ公式ページをチェックしてみてください。
「特急 踊り子」で東京方面へ
伊豆稲取駅及び伊豆熱川駅は、伊東駅まで伊豆急行線になります。伊東駅は、東海道上野東京ラインが通っていることもあり、これに乗ってしまえば山手線の中に帰ってくることができます。
日曜日の終電を調べたところ、以下の通りです。
- 伊豆稲取駅 20:48 発 – 池袋駅 23:55 着(熱海から新幹線利用)
- 伊豆稲取駅 20:48 発 – 池袋駅 0:30 着(伊東駅から伊東線 各停 品川行)
- 伊豆稲取駅 16:18 発 – 池袋駅 19:05 着(踊り子利用で、乗り換えなし)
乗り換えなしで1本で帰るには、踊り子を利用するしかありません。そうすると、16:17の電車に乗らないといけないみたいですね。
熱海から新幹線を利用すれば、20時台でも帰ることは可能!日にちも変わらないので良いかもしれません。
路線及び運行スケジュールは、必ず最新情報をチェックしてくださいね!
まとめ
まさか、池袋や新宿から1本でいける場所だったとはなぁ。
温泉を楽しみ、料理を楽しみ、自然を楽しむ。
自然を楽しめる小旅行。
都内からも行きやすいので、都会を離れて自然に触れたい人にはおすすめの場所かもしれません。