東伊豆1泊2日の旅で選んだ宿は、稲取エリアの「伊豆稲取温泉 湯苑別館 SAZANA(さざな)」です。
気になる宿はたくさんあったのですが、予算とホテルの雰囲気、その他クチコミなど見た上であえてのバリ風リゾートをコンセプトにしている湯宿を選んでみました!
今回利用した部屋は「角部屋ツインルーム(露天風呂付)」で、夕食も伊勢海老・鮑・金目鯛を楽しめる「小室コース」をセットにしてもらいました。
贅沢!
・・・実は、稲取・熱川エリアで宿を調べていたのですが、1名プランがほとんどなかったのですよ。仕事で行くことは先に決まっていたので焦りました・・・。
「湯苑別館 SAZANA」も公式ページでは1名プランがなかったので直接電話してみたところ、電話で受け付けてくれました。ありがとうございました!
さて、1泊という短い時間ですが細かくレポートしていこうと思います!
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バリ風リゾートを和で楽しむ。
「伊豆稲取温泉 湯苑別館 SAZANA(さざな)」という名前の通り、道路を挟んで反対側にある「稲取東海ホテル湯苑」の別館になります。
SAZANAの特徴は、なんと言っても「バリ風リゾート」というアジアンな雰囲気の中でくつろげること。さらに、本館「東海ホテル湯苑」の絶景露天風呂も自由に楽しめるというところでしょうか。
もちろん、SAZANAにも大浴場や貸切露天風呂がありますので好みの場所で寛いでください。
稲取・熱川エリアは古き良き雰囲気を感じる旅館が多く残っており、それも魅力的。ただ、こういう雰囲気の宿があっても良いですよね!
「全館アジアンテイストで統一」ということで、ロビー兼ラウンジもとても落ち着く雰囲気でのんびりできます。とても好みでした。
ラウンジでは、コーヒーやジュースなどのフリードリンクなども提供してくれるので、くつろぎながらパソコン作業も可能ですね。
チェックインしたら、フロント横にある浴衣を選びます。施設内は浴衣での移動が可能でして、道路向かいの湯苑にも浴衣で行けるように下駄が用意されていました。
ちなみに、館内は土足禁止!ロビーで靴をあずけスリッパを履いて移動します。
今回の「角部屋ツインルーム(露天風呂付)」は、最上階の角部屋で海側!
チェックイン後は、外出はせず部屋でくつろぐ予定だったので、露天風呂に期待しながら部屋に向かいます・・・!
角部屋ツインルーム(露天風呂付)をご紹介します!
とりあえず、浴衣に着替えひと休憩。やはり、開放感が違います!
部屋のデザインも統一されており、とても落ち着く空間でした。梁が出ていたり、建物の形がそのまま部屋に残っていたりと、こういう造りはとても好きですね。
部屋が広いんですが、家具類は多くないのでより広さを感じる部屋でした。入口を入って正面のスペースがとっても広い。
バルコニーからの景色。
天候が良くなかったので晴天の景色を見ることはできませんでしたが、東側なので朝日がきっと綺麗だろうなぁ!
雲がなければ、夜の星空も楽しめそうです。
コーヒー・紅茶・水などの用意もありました。
また、ベッドヘッドにはアクセサリーをおけるお皿の用意も!
露天風呂をチェック!
次に、露天風呂をチェックしましょう。
SAZANAの大浴場及び貸切風呂・部屋の露天風呂は全て温泉とのことなので、部屋で温泉を楽しめるのは嬉しいポイント!
露天風呂は洗面所の先にありまして、シャワースペース、露天風呂と続きます。
この部屋には露天風呂しかないので、露天風呂以外を使用する場合にはSAZANAの大浴場や貸切露天風呂、湯苑の温泉を利用しましょう!
一応、洗面台周りもご紹介しておきます。個人的には「顔も洗えます!」みたいなハンドソープよりも、キレイキレみたいなのが置いてあると安心感がありました。笑
それでは、露天風呂へ!
この日は、チェックインしてちょっと休憩したら、そのあとは露天風呂でのんびり寛ぎました・・・!海風が気持ちよくて、いつもより長風呂を。
個人の責任にはなってしまいますが、スマホで映画を見たり、読書をしたりもできそうだったので明るいうちから露天風呂を楽しむのも良いですね!
広さは、自分がもう一人いたらきついと思うので大人2名用とは言い難いかなぁ。1名であれば、ゆったりと楽しめると思います!
ちなみに、屋根がついているので暴風雨でなければ多少雨が降っていても大丈夫でした。
金目鯛・鮑・伊勢海老を使った夕食をチェック!
SAZANAの夕食は「鉄板焼きコース」「大島コース(和フレンチ会席)」「小室コース(伊勢海老・鮑・金目鯛を使った和食)」の3つがあり、今回は小室コースをいただいてきました。
レストランでの食事となりますが、時間指定があり人が集中しないような配慮かと思います!
稲取・熱川エリアでは、宿泊費が少し高めの宿に泊まると夕食に「伊勢海老・鮑・金目鯛」が入ってくるケースが多いようです。
海も近いので魚介類に期待しつつも、特に金目鯛の煮付けはこの地の名物のようでして丸ごと登場するんですよ!
また、宿泊者に限定して食事を提供する旅館の食事処ということでお酒の提供もされていました。
食事のスタートとともに、お米を炊いていきます。卓上で炊き立てのお米が食べられるのは、かなり嬉しいなぁ!
多古米コシヒカリは、千葉県香取郡多古町で生産されたコシヒカリで、とても粘りがあり甘味が強く、冷めても美味しいく「おかずがいらない」と言われるほど旨い米なんだとか。
では、まずは出汁を使った「金目鯛のしゃぶしゃぶ」を野菜と一緒にいただきます!
金目鯛も美味しかったですが、出汁も美味しかったなぁ。まだ夕食は始まったばかりですが、しめの雑炊セットが欲しかったです。笑
こちらは旬の地魚の刺身たち。
やはり、海の近くの町の魚介は美味しいですね!サザエの刺身とか久しぶりに食べましたが、やはり美味しい。
こちらは、静岡県で作った静岡県だけで飲めるビール「静岡麦酒(樽生)」。
日本酒の方が相性が良かったかもしれませんが「静岡だけで」と言われると飲みたくなってしまう・・・!
ひとり旅ということもあり、無言で黙々と料理とお酒を頂いていきます。
伊勢海老と鮑を使った料理。
どちらもシンプルながら、お酒のおつまみちょうど良い感じでした。ビールや日本酒が飲める方は、ぜひご一緒に。
今回の夕食は、食材的にもこの2大食材がメインディッシュになるかと思いきや、メインディッシュはやはりこちら!
金目鯛の煮付け!
金目鯛は、太平洋沿岸で幅広い地域で獲れる魚。主な産地としては、静岡県、神奈川県、千葉県、東京都、高知県あたりが有名のようですね。
下田港(静岡県)には、1本釣りで漁獲された金目鯛が入ってくるとのこと!
丸ごと1尾が1人前になるようで、食べ応え十分!
そして、金目鯛の煮付けをちょうど炊き上がった白米と一緒にいただきます。
このお米、しっかりしていて本当に美味しかったです。おかず要らずとのことですが、おかずとの相性も抜群ですよ。
そして何より、炊き立ててというのがポイント!白米が進みます。
鮑や伊勢海老を食べ終わった後に、金目鯛の煮付けとお食事セット(汁物・香の物)をいただき、お腹も大満足!
最後に季節のデザートをいただいて、夕食終了です!
まとめ
SAZANAのポイントは、バリ風リゾートというアジアンな雰囲気の中でのんびり過ごせること。さらに、本格的なお風呂を楽しみたい場合には本館である「東海ホテル湯苑」を自由に利用できるという部分でしょうか。
この日は、夕方前にはチェックインして露天風呂で寛ぎ、夕食を食べて部屋に戻ってのんびり過ごしてみました。そして、翌朝は部屋の露天風呂で朝風呂!
1泊2日をのんびりと過ごさせてもらいました!
翌日は、稲取高原のハイキングに向かいます。
▼「稲取細野高原ハイキング」の詳細レポートはこちら