別府の鉄輪・亀川の温泉地域では、千年以上も昔より噴気・熱泥・熱湯などが噴出していたそうで「近寄ることもできない忌み嫌われた土地」であったと言われているそうです。
そんなことから「地獄」と称せられるようになり今に至るんだとか。
別府の地獄の中でも最大の「海地獄」は、なんと泉温は98℃!それでいて、コバルトブルーの涼しげな景色。このギャップがいい感じですね。
湯煙立つ海地獄へ
綺麗な庭園を抜けて海地獄へ向かいます。
この庭園では、アマゾン地方原産の大鬼蓮(オオオニバス)や熱帯性スイレンがありまして、季節によってはこの蓮に乗るイベントも開催されているんですよ!(20kgくらいまで乗ることができるそうです!)
海地獄の源泉を池に流すことによって、熱帯性の植物を枯れずに育てることができるんだとか。このようなコラボができるのも、温泉地ならではといった感じでしょうか。
海地獄に近づいていくと「湿度」に驚くと思います。目の前で常に温泉が湧き出ているので、もはやスチームサウナのようです・・・。
この日は湯煙が多い日だったようで、パッと温泉を見ることができませんでした!
しかしながら、湯煙の隙間から見える海地獄が美しすぎるんです・・・!この青い色は、温泉中の成分である硫酸鉄が溶解しているためで、自然の色なんですよねぇ。本当にキレイ。
海地獄の青さも魅力的ですが、この湯煙の量も魅力的なんですよ!
湯気が落ち着くと、その青さに驚くと思います。
少し登ったところから見ることもできます。海地獄の「青」、自然の「緑」、鳥居の「赤」の組み合わせが大好きな撮影スポットでした。
噴出孔も撮影してみたのですが、結構な勢いで湧いてるんですよねぇ。風向きによって、ちょっと跳ねることもあるのでお気を付けください!
ちなみに、海地獄の敷地内に「赤い地獄」もありますのでぜひどうぞ。
海地獄は、お湯につかることはできませんが足湯がありますのでそちらも楽しんでみてはいかがでしょうか。