浅草には今半やちんやといった、有名なすき焼きのお店が数多くあります!
今回ご紹介するのは、花やしき近くの浅草ひさご通り商店街にある「浅草米久本店(よねきゅうほんてん)」というお店。調べてみると、オープンは1886年ということでなんと130年以上の老舗!(2020年現在)
そんな古き良き雰囲気の中で、美味しい牛鍋(すき焼き)を食べることができるんです。
しかも、価格は3,000円台と老舗の中ではかなり良心的。さらにさらに、平日ランチ限定で牛鍋を2,100円で食べることができるんです!
この日は、平日ランチを楽しんできましたので詳細をレポートしたいと思います。
- お会計は、現金のみです。
- 公式WEBサイトはありません。基本的には電話での確認になるようです。(浅草ひさご通り商店街協同組合へ)
- 数量限定の平日ランチについて、提供期間の記載はありませんでした。
- ランチは14時頃までとのこと。
老舗の雰囲気を感じる米久本店へ。
米久本店のある浅草ひさご通り商店街は、観光で来るというよりは地元の方で賑わう商店街。昔ながらのお店が多く、300円台のラーメンを提供しているラーメン屋には本当に驚きましたね!
さて、米久本店はこの商店街の中でもかなり大きな店舗でして、サッと調べてみたところ2012年、2019年に「はとバスのツアーで米久の食事が組み込まれていた!」という情報がありました!
そして、満足度も高かったようです。
お店の前にあるこの棚。
そして酒とジュースの瓶。
昔、地元のお店にあったなぁ。
さらに「一人前 \2,100-」の張り紙!
ありがとうございます。
お店に入ると、何かこう懐かしさを感じる佇まい。大きな一軒家をそのまま使っているのかなぁ。
こういうお店、大好きです。
入口の太鼓は、来店人数分叩いてくれますので驚かないようにしてくださいね・・・!ドンっっっと、なかなかな大きさで叩いてくれます。
さて、アルコール消毒をして店内へ。
座敷とテーブル席がありまして、今回は座敷でのんびりさせてもらいました。
この背もたれと座布団をくみあわせるやつ。
居心地よし。
「おしながき」をチェック
ランチ限定ということではなく、これがグランドメニュー。「上の牛鍋(野菜・玉子付き)+ごはん」で3,480円になります。
「牛鍋(上・特)」と「お食事」は別メニューになっているようで、これを考えるとより平日ランチがお得に感じますよ!
平日限定ランチは「牛鍋(野菜・卵)+お食事(御飯・新香・みそ汁)」で、2,100円!
これは、お得すぎます。
牛鍋ランチスタート
カメラを構えていると「初めに崩してしまうので、お写真を撮るのであればぜひ。」と声をかけていただき、牛鍋ランチスタート。
程よく脂がのっているお肉が割り下で味付けされ生卵をくぐり・・・この段階でイメージが膨らみ食欲をそそられます。
1回目の調理は、お店の方がひとしきり整えてくれましたので撮影させてもらいましたよ!
牛脂で油をなじませて、
野菜・豆腐・お肉などを並べていきます。
最後に、割り下を注いでお肉の色が変わったら固くなる前に食べていきましょう!
野菜は好みにもよりますが、ねぎは確実に長めに煮込んでくださいね。トロっとした食感と葱の甘み、割り下の味付けが最高でした。
この肉が完成するまでの待ち時間がなんとも・・・!
こんな時に、みそ汁やお新香でお米を1口食べたくなってしまうんですが、ここは我慢です!
まずは、お肉を生卵にくぐらせて。
肉の旨味が、割り下や生卵の甘みを相まって最高の1口に。トロっとしたお肉が口の中に広がります。
美味しい。
これは、私の感想なんていらないくらいわかりやすく美味しいです。
お店の方から「鍋の割り下をご飯にかけると本当に美味しいんですよ!」とのことなので、お肉にたっぷり割り下を含ませてねぎと米と共に。
もう、幸せ。
お肉でお米を巻くのもありですよね。
お肉はちょうど1口サイズにカットされていまして、お米と一緒に食べるのに程よいサイズ感でした。
そして、野菜もいただきます。
お肉って、食べ続けると飽きてしまったり味に慣れてしまうことがあるんですが、間に野菜を食べることでお肉を長く楽しむことができますよね。
割り下でひたひたになった野菜も最高にうまい!
「ご飯おかわりできるかな?」と最初は思っていましたが、思っていた以上に満腹度も高かったので安心しました!
贅沢でお得なランチを楽しませてもらいました。
ごちそうさまでした!
※写真は2名分になります。
まとめ
老舗の美味しい牛鍋を、お手頃価格でいただいてしまいました。
平日の限定ランチは価格面でもかなり魅力的!ただ、平日のランチの時間帯はちょっと・・・という方も、3000円台で老舗の牛鍋を楽しめますのでお勧めだと思います。
お近くに来る際にはぜひどうぞ。