台北の人気観光スポットである松山文創園区。専業たばこ工場をリノベーションしたお洒落エリアをはじめ、工場の向かいには「誠品生活」もあるのでショッピングなんかも楽しめる有名スポットです!
このエリアでランチとなると、リノベーションされた工場にあるカフェか、誠品生活の中に入っているレストランを検討される方が多いらしいのですが「もっと安くて美味しいランチを食べたい!」って考える人もきっといるはず。
そんな人にお勧めしたいのが「尚品食館」というローカルレストランです!
牛肉麺を中心に、安くて美味しい料理が食べられるということで地元で働くサラリーマンに連れて行ってもらいました。
松山文創園区から歩いて行けるよ!
松山文創園区のこの建物は、もともと専業タバコ工場として1937年に建設され約60年間稼働していました。工場跡地は2001年に「市の史跡」に指定され、その後リノベーションされ現在のような文化施設として色々な展示やイベントを行っているそうです。
このエリアは、建物の造りを見るだけでも楽しいスポットなので散歩するのにちょうど良かったです。
夏ともなると、外は暑すぎるので建物の中で作業できるのがとっても嬉しいです・・・。カフェエリアでは、電源はありませんでしたがカフェに入らなくてもこういったテーブル席もあり作業が可能でした。
カフェは、いたってお洒落なカフェ。お洒落なカフェでしかないので、お洒落なんですがお洒落なだけです。
特に日本と変わりません!
ということで、連れて行ってもらったのが観光客はあまり来ないという「尚品食館」です!
日本語も英語も通じないから楽しいローカル店
松山文創園区の中でもお洒落スポットとして名高い「閲楽書店」を通り過ぎ、5分くらい歩いたところに「尚品食館」があります。
警察署の目の前の細道に入っていくとすぐにお店が見えると思います。この日は、ちょっと遅い時間だったのでシャッターが半分しまっていましたが、お店に入れてくれました・・・!
「屋台はちょっと・・・」という方でも、このお店くらいならきっと入りやすいでしょう!
店内は綺麗でしたが、総菜がそのままトレーにのっていたり、薬味入れが家庭用のタッパーを使っているなど家庭的な一面も楽しめます。カウンターのビニール袋を見る限り、テイクアウトもできるんだろうなぁ。
ちなみに、水はセルフです。
私は特にお腹が強いというわけではありませんが、ここの水を飲んでもその後不調になることはありませんでした。
メニューはこちら。「品項」を選び、「麺」「冬粉(Green Bean noodle)」「ライス」から1つ選ぶようなんですが、もはやどれがお勧めなのかわからない!
とりあえず「牛肉麺が食べたい!」って思っていたので、定番だという「紅焼牛肉+麺」を注文してみました。
この時は「1TWD=3.5円」くらいだったので、紅焼牛肉は約460円程度。全体的に牛肉を使った料理が少し高いイメージで、シンプルなうどんは250円くらいで食べられますよ!また、食材が豚や鳥になると少しずつ安くなっていくイメージです。
ちなみに「紅焼牛肉」と「紅焼牛肉湯」では60TWDも違い、後者はビーフブロス(スープ)を使った料理になります。このスープにご飯いれたら最高に美味しいので、そういう楽しみ方もありかもしれません・・・!
台北のお洒落エリアだと、カフェでアイスカフェラテを頼んでも特別安いわけではないですし、お洒落ランチも日本とそう変わりません。
スタバでフラペチーノを注文すれば160TWDくらいするのもありますしね。
こういうローカルなお店を知っておくと、本当に楽しいですよ!
「紅焼牛肉+麺」がこちら!
大きめの肉がたくさん入っているのが特徴的。スープはもともとピリ辛のようで、これだけでも汗が出てきます!
ただ、この病みつきになるからさが最高に美味しいんですよねぇ。日本にも辛い料理ってあると思いますが「ただ辛いだけ」の料理が多くないですか?「辛さ」と「旨味」のバランスが本当に台湾は素晴らしいと思う。
「辛くしたかったら、これね!」
と、店長らしきお父さんに勧められたのがこちら。「カレーに入れる福神漬け?」と思って、そういう感覚で淹れてっ見たんですが、辛さに遠慮がない!!!!!!!!!
スプーン1杯で、辛さと旨味が一気に増す感じです。
辛いのが好きな方は、本当におすすめ。
(これの作り方を知っている人がいたら、ぜひ教えてほしい。)
今回は麺を注文しましたが、追加で半ライスをこのスープに入れて食べるのも絶対に美味しいなぁと思いながら、とりあえず完食しました。
もちろん辛くない料理や炒飯もありますので、色々試してみてください!
観光スポットの裏路地にあるローカルレストランのご紹介でした!