札幌で日本酒三昧。地元地酒メーカーの酒ミュージアムから直営居酒屋まで堪能。

週末に魚介が食べたくて札幌に来た私は、ホテルにチェックインし、その足で「二条市場」で新鮮な魚介とビールを堪能。

そして、今回の目的である「地酒を楽しむ」を実行するために、札幌の老舗地酒メーカー「千歳鶴」が運営する「酒ミュージアム」と千歳鶴のお酒の名前がついている直営店「吉翔」で日本酒を堪能することにしました。

やはり、事前に情報を集めておくとお酒がより美味しくなることでしょう。本記事では、両方のレポートをしていますので是非読んでくださいね。

それにしても、我ながら満足度の高い週末すぎる。

ただ、ちゃんと飛行機は安い日を狙っているのですよ。ぜひ、1つ前の記事も読んでください!

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ミュージアムで酒について知る

千歳鶴酒ミュージアム

明治5年に酒造店を開店。当時、にごり酒が開拓使の役人に評判で、売れ行きも好調だったそうです。

その数年後に清酒をつくりはじめ、昭和に入るころには統一銘柄「千歳鶴」が誕生。現在でも、老舗地酒メーカーとして愛されています。

酒づくりの歴史やこだわりを体験できるコーナーをはじめ、試飲カウンターもあり日本酒好きにはたまらないミュージアムになっています。

場所は、二条市場から徒歩で行ける距離感。札幌駅からだとちょっと遠く感じますが、時計台近くのホテルからだったので、大通公園を抜けて、二条市場で寄り道をし、そのまま歩いていけました。

さて、ミュージアムの中の詳細は是非行った時のお楽しみにということで、ポイントだけご紹介できればと思います!

千歳鶴酒ミュージアム_2

ミュージアムの入口には、地下150メートルから汲み上げている酒づくりに最適な中硬水の「仕込み水」を体験することができます。

その他にも、お酒を作る工程と昔ながらの道具などの展示、直売店、過去のポスターなどミュージアムというだけあって面白い。

千歳鶴酒ミュージアム_3

直売店ならではの「蔵元限定 純米吟醸」なども販売しており、国内外の観光客はもちろん、地元の常連さん(?)のような方もたくさんいらっしゃいました。

また、館内のほとんどの清酒・リキュール・甘酒の試飲が可能。これは購入者としては非常に嬉しい・・・!

千歳鶴酒ミュージアム_4

ミュージアム内にある「お休み処」では、仕込み水を使ったコーヒーやケーキなどを食べることができます。

お勧めは「酒粕ソフトクリーム」ですね。酒粕をかなり感じるので日本酒が苦手な方にはお勧めしませんが、濃厚ソフトクリームでカップに大盛りで入れてくれるので、食べ応えも十分。

ちなみに、事前予約が必須の工場見学も実施中です!気になる方は、必ずチェックを。

モダンな雰囲気の蔵元直営「吉翔」へ

吉翔

札幌駅からも徒歩で行けるくらいの場所にある「吉翔」は、モダンがテーマなお洒落な佇まいのお店。ゆったり、まったりお酒と料理を楽しむことができました。

日本酒はもちろん、日本酒を使った料理、日本酒にあう料理を提供。さらに、和洋を融合させた料理も提供しており、とっても印象深くクオリティの高いお店だったと思います!

日本酒を堪能しよう。

吉翔_4

蔵元直営のお店で日本酒を頼まないなんてことはないでしょう。ビールで乾杯するのもよいですが、このお店では1杯目から日本酒でもよいと思います。代表的な千歳鶴をはじめ、種類も豊富なのでたくさん味わってほしいですねぇ。

「日本酒はうまい」

そう思える1杯を探せると思います。

吉翔_

蔵元直送呑みくらべセットで「純米」と「吟醸」を味わえます。それぞれ特徴があって、その違いを実感できるからこそどちらの美味さも楽しめると思います。

吉翔_6

甘み、すっきり感が全く違いますねぇ。どちらもおいしかったですが、やっぱり吟醸の方が美味しかったかなぁ。

日本酒の飲み比べセットはこれだけじゃないので、気になるセットを選んでみてください!

吉翔_14

こちらは、グラスに注ぐと固まる「しばれ酒」。暑い日にはさっぱりと飲める1杯です。

キンキンなのでとっても飲みやすいのですが、飲みやすい分一気に飲まないように注意したいですね。

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ちなみに、こちらはスーパードライ。なぜかはわかりませんが、いつも飲むスーパドライよりも泡がクリーミーでおいしいというか。いいお店のお酒はどれもおいしい!

蔵元だからこそ日本酒鍋。

吉翔_2

北海道産の豚肉と野菜をたっぷり使った日本酒鍋。2人前以上の注文からとなりますが、これで「1000円/1人」なら安いですね。

日本酒を入れますが、熱でアルコールは飛びますのでお酒が苦手な方でも美味しく食べられる料理です。

吉翔_9

出汁の入った鍋に、日本酒をたっぷり注ぎます。贅沢すぎる風景に、シャッターを切りまくりました。

日本酒鍋とはいえ、日本酒をこんなに贅沢に使うなんて・・・。そして、日本酒を飲みながら日本酒鍋の完成を待つ贅沢さ。笑

吉翔_10

上の写真は、2名分の鍋の食材になります。鍋をガッツリを食べるという感じじゃなければ、3~4名でも2名分注文すれば十分だと思います。

雑炊セットを注文しておいて、出汁を最後の最後まで楽しんでみてください!

吉翔_11

画像編集の際に、なぜ肉の写真を2枚つなげたのか忘れてしまいましたが、今思えば肉の種類も同じだしどうしたんだろう・・・。ただ、肉も野菜もとっても美味しいのでその雰囲気が伝われば幸いです!

牛よりも豚か?!と思わせてくれるほど印象に残っているこの鍋。豚肉好きにはたまらない鍋になることでしょう。

吉翔_12

肉と野菜のうまみがたっぷり詰まっている出汁を使った雑炊は、言うまでもなくその美味しさを想像できることでしょう。

雑炊セットは2名で1セット、4名で2セットあれば十分かと思います。出汁が足りない場合には、お店の方に相談してみてください。

吉翔_13

ネギとのりをちらして完成です。

自家製燻製とエイヒレ。

吉翔_3

日本酒にあいそうな燻製メニューから、気になった2品紹介したいと思います。

吉翔_15

こちらは「サバの燻製とブルーチーズ」。サバの燻製という珍しい燻製と、まさかのブルーチーズの組み合わせが気になったので注文してみました。

ブルーチーズがぬってあるフランスパンにサバの燻製がのっているこの1品。個人的には、フランスパンはなくてもよかったかなぁという感想ですが、サバの燻製もブルーチーズも日本酒によく合う。

吉翔_

「いぶりがっこのクリームチーズ巻き」は、いぶりがっこメインの味わいで、柔らかめのクリームチーズが控えめに広がってくる感じ。

まさかクリームチーズを巻いてくるとはなぁ。ほとんどの場合、刻んだいぶりがっことクリームチーズを混ぜているものや、いぶりがっこの上にチョンっとチーズがのっているんですが、これは面白い!

日本酒との相性は最高だと思います。

吉翔_17

こちらは燻製ではありませんが、北海道に着たら必ず注文している「エイヒレ」です。北海道のエイヒレの炙りは、もはや切り身に近いほどの触感を楽しめるんです。

ここのエイヒレも、味わい深い1品です。噛めば噛むほど旨味が出てくる部分、身が本当に美味しい部分、2度楽しめるエイヒレでした。

まとめ

工場見学はいけませんでしたが、札幌の老舗地酒メーカーを楽しめたような気がします。なんといっても料理は絶品!日本酒とともに札幌の夜を楽しんでみてください。

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