「可能な限り現地の方がお勧めしてくれるお店や料理を食べる!」ということを旅の楽しみにしている私です。やはり、地元の食材や料理(調理方法)には地域ならではの文化があり、楽しい旅をよりいっそう楽しくしてくれるんです!
そんな体験の中ですごく面白かったのが、「観光客に人気のお店」と「地元の方に人気のお店」が違うということ。なので、お勧めしてくれる人によって、同じエリアでも紹介してくれるお店がかなり変わってくるんですよ!
旅の楽しみ方の1つとして、ご参考になれば幸いです。
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観光客に勧めやすいお店
一例として、大分県別府市に行った際のできことをご紹介したいと思います。
何度か別府駅近郊のホテルに泊まった際に「この近辺でお勧めのお店はありますか?」ときくとほぼ間違いなく「居酒屋 こいのぼり」の名前があがりました。
このお店は、地元の方もいると思いますが、観光客をはじめ私のように「夕飯難民」になってホテルに助けを求めた出張客に勧めやすいお店のようですね。
食材の「質」が安定している
有名どころであればあるほど、ある一定ラインの安定したクオリティを保っています。これは、ほぼ間違いありません。だからこそ「紹介しやすいお店」なんだと思います。
「料理にハズレがない」という言い方は「嫌いではない」みたいな言い方でちょっと良くないんですが、良い意味で「総合力の高いお店である」ということですね。
我々のようにたまにしか来ない「旅行者・出張者」にお勧めするとなると、失敗のない安定したお店を紹介するのが絶対に安心ですよねー!
地元のローカルフードもちゃんと用意されていました。
ただし「安く呑みたい!」「コスパを重視したい!」となってくると、検討の余地は出てくるかもしれません。
「食材の豊富さ」「新しい発見」
安定したルートを確保しているからこそ、新鮮な食材を豊富にそろえることが可能です。「漁港に行けばもしかしたらもっと安く買えるかも・・・?」と考える方もいるかもしれませんが、今回でいえばこの食材に出会うことすらできないでしょう。なんせ、知らなかったわけですから。
上の写真はカボスヒラのお造りです。
エサに大分県の特産品でもあるカボスを混ぜ育てた新しいブランド魚とのこと。臭みがなく非常にさっぱりとしていて、おすすめの1品です。丁寧に調理され、いろいろな部位を食べられるのも魅力ですね。
食材を豊富にそろえているからこそ、新しい発見があったと思います。
「案内しやすい」という信頼感
「観光客が多いお店」というのは、「紹介しやすい」「はずれがない」というのが前提じゃないかなと感じています。ガイドブックに載っていたり「まぁ、有名だよね・・・!」っていうお店を紹介してもらうこともありますよね。
それに、私も含め「美味しいお店ありますか?」「ローカルフードが食べたい!」といった曖昧な聞き方をするケースも多いと思います。
勧める側としてもとっても困る・・・。結果、幅広く料理を提供できてはずれがないお店が観光客に人気になっていくのかなぁと。
お店として総合力が高ければ、それ相応の満足度が得られます。なので、私の教訓としては「1日目は有名どころに行く」としています。
地元の方に人気のお店
地元の方のおすすめのお店が、必ずしもローカルフードを扱っているわけではありません。なので「美味しいローカルフードのお店」というフィルターに、安くて美味しいのに行く機会がないお店が引っかからないこともあります。
もちろん「せっかく来たんだからローカルフードを楽しみたいよね!」と思う方もたくさんいると思いますが、2泊3日朝・昼・晩ローカルフードを食べるというのも逆に大変。笑
有名店はもちろん「地元の人から愛されるお店」というのもチェックしておくと、より旅が楽しくなること間違いなしです!
本当の「地元の味」が体験できるかも
例えば大分県であれば「とりてん(料理)」「りゅうきゅう(料理)」「カボス(食材)」「カボスヒラメ(オリジナルブランド)」など、地域ならではの料理をはじめ食材やオリジナルブランド魚などがあります。
これらは最高に美味しいのですが、これ以外にももちろん美味しい料理は存在します!毎日毎日とりてんを食べているわけではありませんからね・・・!
「地元の方がお勧めする普段使いのお店」
これがポイントです。
しかしながら、地元感全開すぎて入りにくいお店もあるでしょうし、お店に対しての不安も少なからずあるはず。
観光ガイドにない新しい出会いがあるかも。
普通に「おでん屋」だったとしても、地元の方から愛される理由があるんです。そして、そこには地元の方が好む食事が提供されているんですよねぇ。
大分県の名物かどうかは知りませんが、そのお店の名物が東京では味わえない珍味だったなんてことも多々あります!
また、ローカルフードとなると基本は「和食」になると思います。「地元の方がお勧めする普段使いのお店」となると、和食に限らず和洋折衷様々なカテゴリのお勧めのお店が出てくるんです。
「カボスを使ったイタリアン料理」「新鮮な魚介を使った韓国料理」とか、絶対に美味しいですよね!その地域ならではのアレンジがあるお店に出会えると、新しい料理との出会いがあるんですよ。
「美味しいイタリアンのお店」を教えてもらったけど「本当にただのイタリアンだった・・・」ってケースもあるんですけどね・・・。
これは避けたいところ。
地元のコミュニティを楽しめるかも。
観光客が集まるようなお店と圧倒的に違うのが、お客さんの層です。地元の方が集まった方がローカルな話を聞け楽しかったという体験もあります。
「今日来たのか!このお酒美味しいから飲んでみなよ!」
「これ東京にはないでしょ!食べてみたよ!」
とか、本当にいい出会いが生まれることもあります。これは、観光客が集まる場所では生まれないコミュニケーションだなぁと感じています。
お分かりの通り「かも」がつく。
最大のデメリットは、当たり外れが大きいのと「○○かもしれない」という不確定要素が多いということ。
でもそれも旅の楽しみじゃない?
とういう方は、ぜひ「地元の方が普段使いするお店」にもチャレンジしてみてください!
まとめ
「ローカルフードが食べたい!」そう思っている方もたくさんいると思います!私もその1人です。なので、旅先では「地元ならではの料理を食べられるお店はありますか?」とよく聞いています。
ただ、宿泊数が2泊以上ある場合には、ローカルフードを楽しむだけでなく、その地域に愛されているお店も探すようにしています。
そのエリアで安定したローカルフードを食べたい場合には「ホテル・観光案内所」など、観光客慣れしている場所で二つ返事で返ってきたお店に行ってみましょう。
ちょっとチャレンジしたいときには、もう少し粘り強く聞くか、地元密着メディアの情報をみています。
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