京都には何回か行ったことがあるのですが「先斗町(ぽんとちょう)」には初めて行ってきました。先斗町は、鴨川と木屋町通の間にある花街で、風情あるこの通りには料亭やレストランが並んでいます。
夜になると提灯やお店の明かりがとってもきれい!写真はまた今度とりたいと思います。
今回行ってきたのは、この先斗町にある居酒屋「なごみ屋 連(れん)」です。この日も、カウンターで食事と写真を楽しんできました。
街並みを楽しんだ先にある「連」
三条駅より徒歩5分・河原町駅より徒歩8分と少し歩くイメージですが、お店に行くまでの道のりのフォトジェニックさと言ったら。河原町駅からは、先斗町の良い雰囲気を楽しめると思います!
ちなみに、京都駅から行くと「四条駅」で降りて地下道で河原町駅まで行けます。ほかのお店も魅力的なので、散策してみてからお店を決めるのもありですね。
連で食事と会話を楽しもう。
4~6名の完全個室、2名用の半個室などもありとても落ち着く空間だったと思います。お客さんも、常連さんから外国人旅行客、カップルと幅広い方がいましたね。
私は、最近ハマっているカウンター席に通してもらいました。ゆったりとしたカウンター席は、会話もしやすくお勧めですよ。
「活気のあるお店」と「うるさいお店」の違いが私はあると思っているんですが、皆さんはどうでしょう?落ち着いた雰囲気の中に、活気を感じる人柄があるというか。表現が難しいんですが、このお店はとっても居心地が良い場所だったと思います。
「ケルシュ」はお酒の仕込にも使われる「伏水」を使いとってもさっぱりとしたビールです。黄桜より瓶ビールが発売されていましたが、こちらは「生ビール」になるので是非お試しあれ。
お酒は、ビール、地酒、日本酒など幅広く用意されていますが、はじめの1杯はやはりビールでしょう。
お酒と一緒に出てくる1品は、無花果、枝豆、芋など。お通しというよりは、前菜に近いように感じましたね。やはり、盛り付けが違うだけで雰囲気も変わる!
調理をしているときは真剣な調理場ですが、こんな一面も見れるのがカウンター席のいいところ。ひとり飲みもウェルカムということで、カウンターでスタッフとの会話を楽しんでみるのもよいかと。
ひとり飲みって結構ハードル高かったりするんですが、知らない土地でチャレンジしてみるのも一興かもしれません・・・!
連の味わい深い料理たちをご紹介します。
この日は、お酒とともに気になる料理を単品で注文してみました。コース料理もあるので、ぜひチェックを。
さて、まずはわさび醤油で食べる湯葉を。
京料理は「味わう」というのが本当にポイントだと思っていて、お酒も料理もゆっくり味わうのがいいなぁと実感しています。
初めて、こんなにガッツリと鱧を食べました・・・。とっても味わい深いのでビールをやめて日本酒で行こうかとメニューを見たところ・・・
八海山泉ビール(ヴァイツェン)?!
京都っぽさでいえば1杯目のケルシュと一番搾りの「京都に乾杯」なんですが、気になってしまったので飲むしかありません・・・。
色がとてもきれいで、癖も少なくさっぱり系のビール。フルーティーな香りが特徴的なビールでした。
八海山泉ビールは、加熱殺菌をしない生ビールで、精密ろ過をしていないため瓶内で酵母が生きているそうです。製造より30日以内は新鮮な風味を、それ以降は熟成した味が楽しめるという2度楽しめるビールだそうです!
お店で出しているのが30日以降かどうかはわかりませんでしたが、もし本当に味わいが変わるのであればぜひ飲み比べしたいところですよね・・・!
鴨と九条葱の照り焼きは、照り焼きの味が濃くなく鴨と葱の味わいがとってもいい感じ。さっぱり系のビールにも合いますが、やはりここまで来たら日本酒かなぁ。
九条葱は、関東でよく見る長ネギのように白い部分が多いのではなく、緑の部分のほうが多いんだとか。いわれてはじめて気づきました・・・。
京茄子の二色田楽は、甘みの違うみそと茄子の旨味がマッチしすぎますねぇ。
鯛と蓮根の挟み揚げは、お酒のつまみにぴったりな1品。揚げ物なんですが、意外とあっさ入りしているので塩で十分おいしく食べられます。
迷ったらどうぞ。
連がある通りは、本当に魅力的なお店が多いので悩んでしまいますが、もし決められなかったらぜひご参考にしてください!