第二回目となったおじさんぽ。今回夜歩きしてきたのは、ディープな魅力を感じさせる街として人気の西荻窪へ。
「ただ散策するだけじゃつまらない」ということで、散歩しながらTwitterでお勧めのお店を聞いたところ「秋田ばる七尾」というお店を紹介してもらったりと、新しい散歩の楽しみ方を見つけてしましました。
おじさん3人でふらっと散歩しながら夜の街へ。それがおじさんぽ。
「おじさんぽ」とは
「おじさんが夜の街を散歩する」ただそれだけ。
高級過ぎない。
飲みすぎない。
明日仕事あるからね。
しいて言えば、みんなブログを書いたり、Twitterやってるくらい。東京散歩が得意だったり、オムライスが好きだったり、旅行が好きだったりと、ちょっとずつ個性があるおじさんたちです。
そんな3人で、夜の街を歩きます。
西荻という街。
西荻窪駅南口を出て正面には比較的新しいお店もありつつ、右を向けばディープな西荻窪が楽しめる一角があります。上の写真に写っている「やきとり戎」は、それこそこのエリアで有名な焼き鳥のお店。たくさんの人が、仕事終わりの時間を楽しんでいました。
どのお店も賑わっていて、活気があっていいですね。サクッと飲んで帰る方も多いようで、まさにおじさんぽ向き。
古い建物も、活気があれば風情にかわる。外にあとからつけられたカウンター席がなんとも魅力的でした。
駅前をひとしきり散策し、ぐるっとまわったところにあったのが「野人料理」のお店。
野人料理「風神亭」は、地元の方に愛されいつも混みあっているお店のようです。野人料理といっても不思議な料理が出てくるわけではなく、豪快な料理を中心に美味しい食事を楽しめるんだとか。
ちなみに、空席情報はこちらでチェック。早い時間帯のほうがすいているようなので、狙っていくのもよさそう。
この日は、ただいまがら空きといいつつ3人が入れませんでした・・・!
秋田ばる七尾でしっぽり。
秋田の食材を使った秋田料理とお酒を楽しむことができるお店。アレンジ郷土料理も展開していて、昔ながらの料理だけではない楽しさがあります。
このお店は、おじさんぽメンバーのフォロワーさんが教えてくれたお店なんですが、西荻窪で秋田料理という選択肢を想像もしていなかったので、新しい発見となりました。
店内は、なまはげや秋田県の情報なども所狭しと飾ってあって雰囲気良し。カウンターメインで、店主とも会話をしながら料理を楽しめる距離感がいいですね。
ドリンクは、他の居酒屋ではあまり見ない「いぶりがっこサワー」「りんごサワー」「りんごビール」を注文。
リンゴビールは、甘さを感じる面白いビールで予想以上に相性が良かったです。りんごサワーも強いお酒が苦手な方にお勧めの飲みやすいお酒ですね。
いぶりがっこサワーについては、いぶりがっこの香りを感じながら焼酎を飲む感じでとっても新しい。もちろん爪楊枝でつまみながら飲めます。
お酒の味としては、いぶりがっこが入ることで特に何も変わりません!
それぞれ別々でいいんじゃない・・・?
そういう方もいます。
そして、注目すべきは秋田の酒蔵マップ!日本酒がこんなに豊富なので、秋田の食材と秋田の酒でまさに秋田尽くし。1つずつ飲んでいったらいくらくらいかかるかなぁ・・・。
さて、お酒のつまみは「秋田お試しオードブル」を。「お酒+5品」で1000円ちょっとでまとまるので、おじさんぽっぽいセット。
いぶりがっこ&ちょろぎ。いぶりがっこは、言うまでもなく酒のつまみとして抜群ですね。最近は、チーズと一緒に食べることが多かったんですがそのままでもやっぱり美味しい。
ちょろぎは、ピンク色の球根みたいなやつ。シソ科の植物だそうで、食感が面白いです!
※人参は、味見でいただきました・・・!
しょっつる奴は、シンプルな冷ややっこを珍味に変えてくれるセット。みょうが・シソに加えしょっつる(魚醤)をかけることで、うまさ倍増です。
秋田しょっつるの原料は主に「ハタハタ」で、この魚は秋田県の県魚になっているんだとか。
畑のキャビアと言われ有名な「とんぶり」は、昔は民間療法の生薬としても使われていた食材。体に良い成分がたくさん含まれているそうです。
長いもと一緒にいただくのがもったいないような気がしますが、そういう意味では2度おいしいおつまみといえるでしょう。
「えご」というところてんのような料理。「えご草」という草を溶かして固めたもので、ところてんよりもふわっとしている感じ。
濃いめのタレや味噌で食べるのがよさそうです。
ぎばさにポン酢をかけたシンプルな料理。ぎばさは別名アカモクで、こちらの名前の方が有名かもしれませんね!粘り気があり、ポン酢やそばつゆなどをかけるだけで美味しくいただけます。
アカモクは、某TV番組んで取り上げられて一時期急に話題沸騰になった食材なんだよなぁと思い、かみしめながらいただきました。
こちらは「ハタハタ寿司」というもの。チラシ寿司に近い形状で、なかなかの珍味。「ご飯ものが欲しい!」という方にはお勧めしませんが、日本酒のあてにお勧めだと思います。
水餃子も専用のつけだれでいただきます。この日は日本酒は控えましたが、どの料理も日本酒との相性抜群ですねぇ。しっぽり飲みたい方は、ぜひどうぞ。
ちなみに、カードは使えません。
餃子でシメようと思ったら。
ここの餃子が気になっていたので2軒目に行ってみました。先に感想を書くと、餃子だけじゃなくほかの料理が予想以上に美味しかったんですよ。
このお店、ひとりで来てたらどれ注文しようか本当に悩むなぁ。複数人でお店に行ったからこそ、いろんな料理を楽しむことができました。
まずは、さっぱりとトマトスライス。私はお酒に合うとは思っていないんですが、暑い時期になると恋しくなります。
玉ねぎがのってるのは嬉しかったなぁ。個人的には、辛くなければ生玉ねぎのスライスにドレッシングかけるだけのものがあれば注文しちゃいます。
スマホと同じくらい位の長さがある大きめの餃子。大きくなればなるほど大味なイメージですが、肉もしっかりしていてジューシー。
ビールにこの餃子の組み合わせは、間違いありません。
こちらは、チーズ餃子。羽の反対側にチーズがしかれていて、崩しながら食べていきます。
チーズが入るとちょっと邪道な餃子になってしまいますが、これはこれで美味しいのは言うまでもないでしょう・・・!
味を変えたいときにはこちらを。色々な辣油がありますが、具沢山な辣油って美味しいですよねー。
塩で食べるレバかつは、ビールのお供に。
・・・これ何だったかな。
濃いめの味付けのお肉と、しいてあるもやしがいい感じに。ご飯があれば、ご飯にのせても美味!
シメのお店で注文したしめの料理が「汁なし担々麺」です。
あれ?意外とあっさり系?
と思ったらそんなことはなく、ガツンと来る1品です。
少々辛いので、辛いのが苦手な方はお気を付けください。山椒がついているので、少しずつ振りかけながら食べると超絶美味!
・・・これなんだっけ・・・。
おじさんぽmovie
今後公開するかも。
まとめ
西荻窪は、どこか懐かしく新しい発見もある面白い街でした。今回は本当に西荻窪のごくわずかなところしかまわっていませんが、十分楽しさを感じることができたおじさんぽでした。
初夏の風に吹かれて男3人おじさんぽ。次はあなたの街に現れるかも知れません。