渚の駅たてやまで「なぎちゃり」をレンタルし最初に向かったのは、崖の中腹に観音堂がある「大福寺(崖観音)」です。
ここの本尊は、地元漁民の海上安全と豊漁を祈願して、山の岩肌の自然石に十一面観世音菩薩を彫刻したと言われているそうです。観光客だけではなく、地元の方もよく訪れる場所なんだとか。
ちなみに、その立地条件から風雨が強いと観音堂内の参拝ができない場合があるそうです!天候は事前にチェックしておきましょう。
この日は良く晴れて崖観音が映えます!
崖に見えてくる朱塗りの観音堂
館山駅からはバスで15分、自転車だと40分くらいこいだのかな?景色を楽しみながらサイクリングできたのでそこまで苦痛ではありませんでしたが、意外と距離はありました・・・!
「崖観音前」のバス停が見えてきたら、向こうの山に観音堂が見えてくると思います。
サイクリングの楽しいところは、目的地に着いた時の達成感ですよねぇ。しかも、今回は崖の中腹にあるということで、外観のインパクトもあるし立ち止まってたくさん撮影してしまいました。
高さこそそこまでありませんでしたが、下まで来るとその景色に見入ってしまいますね。そして、崖に中腹にある観音堂の不思議な存在感。
灰色の崖に朱塗りの観音堂。
相容れない色というか、ミスマッチというか。
でも、それが魅力的。
ちなみに、海風により徐々に風化がすすんで行ってしまうので、観音堂まで毎日通い扉の開け閉めをしているそうです。
まず入口に入ると本堂があります。本堂の横を登っていくとお不動さまがあり、何層にも重なった地層を見ることができます。
そして、最後の階段を上っていくと観音堂になります。
観音堂からの景色。
登ってみると、目の前には海が広がっていました。大きく見れば東京から見える同じ湾のはずなんですが、やはりまったく雰囲気が違うなぁ。
太陽の光が強かったので、いろんな色が楽しめたような気がします。空の青も、海の青も観音堂の朱色も、すべてが存在感を放ちとっても綺麗。
ちなみに、本堂の裏に果実がなる木がありました。今回のツアーは2月上旬に開催したので、まさかこんな暖かさ感じる風景が見れるとは思っていませんでしたよ!
結局、何の実なのかわかりませんでしたが、いい色に出会えたと思います。
さて、大福寺の次に向かうのは「原岡桟橋(岡本桟橋)」です!
すでに、フォトジェニックな場所として有名な場所なんですが、これが本当にフォトジェニック。
シャッターを切る指が止まりません。
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