能登の食材を使った本格的な料理を九谷焼で楽しむことができる「めしや魚界人 裏カタマチ店」へ。
街を散策している時にたまたま見つけたお店で、その佇まいから非常に興味をそそられてふらりと立ち寄ってみました。
料理の満足度は高く、お酒と一緒にのんびりとカウンター席で夕食を楽しめましたよ。
また、伝統工芸品である九谷焼を使った提供方法や、視覚的にも楽しめる工夫も施されており海外の方にも人気のようです。
「美味しいは当たり前、美味しいの先に”楽しい感動”を。」
そんなコンセプトを持つこのお店。
どの料理も満足度が高かったので、注文した全品とお店の様子をご紹介します。
▼動画でお店をチェック!
お店の右側はおでんカウンター
お店の入口は2つありまして、右側がおでんカウンターになります。
カウンター6席のみのおでんカウンター。
ドアを開けると、おでんの良い香りが漂ってきます。
石川の地酒と金沢おでんでを楽しんだり、2軒目として〆のおでんなんかもここで食べてみたいですね。
地元の食材を使った金沢おでんはお店によって味付けなども違うようですが、深い味わいがありながらもあっさりしていてそのまま飲んでしまいたいくらい美味しい出汁が最高ですね。
また、食材でいうと、赤巻き、車麩、バイ貝あたりが定番でしょうか。
これは必食です。
徹底した九谷焼での提供
まずは自家製レモンサワーで乾杯。初めての来店ということで、お店のコンセプトやこだわりなんかを色々と教えていただきました。
なんといっても、器から小皿、箸置きまで基本的には九谷焼を使用しているとのことです。
九谷焼といえば、高級料亭で使われていたり旅館でオブジェとして飾られている印象が強かったのですが、気軽に九谷焼を楽しめるという部分でも楽しめると思います。
食事が華やかになりますね。
また、なんとこのお店では「九谷焼の箸置き」を選ばせてくれるのです。絵柄はかなりの種類があり、これは楽しいですね。
こういった体験も踏まえ、今回の金沢のお土産として九谷焼の小皿を購入してしまいましたよ…!
酒器なども揃えているとのことで、料理やお酒だけではなく「九谷焼」を是非楽しんでくださいね。
ライブ感を楽しめるカウンター席がおすすめ
このお店では、ライブ感を楽しんでもらえるように色々な仕掛けがあります。
上の画像は、鯖の炙り寿司に焦げ目を入れている様子。目の前で焼き目を入れてくれるので、香りだけでなく音も楽しめるのが特徴ですね。
個人的には、2名までならカウンター席をお勧めしたいです。
注文した料理をご紹介します!
大葉の天ぷらに、白エビとキャビアを乗せた1品。
大葉の香りと天ぷらにしたことによるサクサク感、そこに白エビの甘みとキャビアの塩味が加わり贅沢な1品になっていました。
贅沢ですが、1口で食べてしまうのがお勧めです…!
ちなみに、天ぷらメニューでは「おでん大根の天ぷら」もかなり気になりました。
※2024年10月現在、生桜エビと生ホタテを使用
「能登牛イチボのとろけるユッケ(低温調理済み)」
公式ページにも「お子様や年配の方、体調のすぐれない方はご遠慮下さい。」と注意書きがあるくらい、ユッケ好きにはたまらない1品でした。
一瞬でなくなってしまいますが、味の余韻をお楽しみください。
能登の旬の魚介を盛り込んだ刺身の盛り合わせは、外すことはできませんよね。
兼六園の雪吊りをイメージしたという刺身の盛り合わせは、1つ1つの鮮度が良いのか旨味がしっかりしています。
特に、甘エビより甘く濃厚と言われている「ガスエビ」は最高でした!
1人前1,760円で2人前からの注文になりますので決して安くはありませんが、石川の日本酒と一緒にぜひどうぞ。
最後に、金沢おでんで〆ます!
ごちそうさまでした。