迪化街(ディーホアチエ・てきかがい)にある「老阿伯魷魚羹」は、1950年創立の地元民でにぎわう老舗です。現地の方がバイクを横付けして朝食やお昼ご飯を買い来るようなお店で、地元の方から愛されているお店のようですね!
有名な朝食店もたくさんあると思いますが、こういった地元の方が通うようなお店も体験できると楽しいですよ!
ちなみに、看板には「いかのとろみスープ」と日本語が書いてありますが、日本語メニューはなく日本語を話せるお母さんが1名いるのみ。
地元感がたまりません!
迪化街ってどんな街?
迪化街は、昔から続く商店街であり問屋街でもあり、日本人をはじめ観光客も多く訪れている街。特に乾物問屋は人気で、安く購入できるお店がたくさんあります!
地元の方が集まる商店街では、野菜や果物、屋台などがたくさん出ていて活気もありましたね。また、近年古い建物をリノベーションし、お洒落なカフェは雑貨屋も多くできてきました。
例えばこのレストラン。窓の光が入りとっても幻想的なお店なんですが、外観は昔の建物のまま。そのギャップに面白さと魅力しかありません!
台湾は、リノベがかなり流行っているようで、昔ながらの魅力を残しつつ現代の若い人たちにも人気があるようなカフェ、レストランが増えています。
「お洒落な台湾」を満喫する旅も面白いかもしれませんね!
迪化街は、いろいろな台湾を楽しめる街なのかもしれませんね。
老舗「老阿伯魷魚羹」のお勧めを食べる!
ほとんど地元の方で埋まっている老阿伯魷魚羹は「綺麗で大きめの屋台」というイメージです。「1台湾ドル(元)=約3.6円」くらいだったので、100~300円くらいで食事を楽しめますよ!
安く美味しい料理を食べることができると思います!
老舗なんですが、実は調理をするのは意外と若い方!はじめは無口で真顔で不愛想なのかなと思いましたが、話しかけてみたらとってもいい人・・・!
言葉の壁がなければ、本当にたくさん友達ができそう。笑
写真を撮らせてもらい、お勧めを聞いてみました。
まず1つ目が「綜合類(魷魚+魚丸、油麺)」です。優しい味のスープの中に、イカ団子と魚から作った丸いお団子、野菜、麺が入っています。本当に朝食にぴったりな1品だと思いますよ!
このスープをベースに、中に入れる食材を変更することも可能でした。さすがに、オリジナルトッピングをお願いできるほどの語学力はなかったので断念しましたが「イカ団子を多めに入れてください!」とか言えたら面白かったなぁ。
台湾では「食の旅」になるケースが多いと思いますが、胃を休める意味でもこういう優しい料理もチェックしておくとよいですね!
ちなみに、麺は柔らかめですので「ゆでる時間を短くしてください!」と伝えるのもありかなと思いました。
しかしながら、納得感のあるお勧めの1品。
「麺だけじゃ足りないよ!」という方にお勧めなのが「老阿伯油蔥飯」です。フライドオニオンを醤油ベースのタレに漬けて作られた「タレ」をライスにかけたシンプル料理。味付けは、お店ごとに違うようですね。
地元の方からすると、家で簡単に作れちゃうから25元でも高いようなんですが、観光客からすると高いなんて思わないですよねぇ。まさに、地元飯!
メニューにはありませんでしたが、これを「焼きおにぎり」にしたら絶対に美味しいと思う・・・!新規メニューに期待したいところ。
燙青菜は「茹でた菜っ葉」を意味するようで、葉の種類や味付けはお店ごとに違うとのことです。
老阿伯魷魚羹の「燙青菜」は、サツマイモの葉を茹で味付けしたものになります。「日本にはあまりないよー!」ということで勧めてもらいました!こちらもシンプルながら、本当に美味しい1品!
調べた限りですと、オープンは「7:30」、クローズは「17:00」ということで、夕食はやってないみたいですね!
老舗の味をぜひどうぞ。