福島県いわき市内郷綴町で、レストランウェディングを手がける「Clair Court(クレールコート)」。
決して大きな式場ではありませんが、家族経営独特の温かさと美味しい料理が人気で「落ち着いて美味しい料理を楽しみたい」という方々に人気なんだとか。また、2020年にはオリジナルのお弁当を展開し、多くの方から支持を得たそうです!
さらに、いわき初の洋式ホールを展開した場所でもあり、創業から宿・割烹料理・結婚式場・レストランウェディングと形を変え、この地域の方々の大切な時間を支えてきた老舗でもあります。
そして、2021年にはパリ・東京・軽井沢などのレストランで修行した息子さんも加入し、レストランをさらに強化!
今回は、新しく展開する「食」の魅力についてレポートしていきたいと思います!
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This review is sponsored by いわき地区商工会広域連携協議会
Contents|目次
完全貸切プライベートウェディング
クレールコートは、完全貸切のプライベートウェディングを展開しています。
チャペル、披露宴、イングリッシュガーデンなど施設を丸ごと貸し切れるのが特徴で、新しい門出を祝う心地よい緊張感と、親しい仲のゲストしかいないからこその解放感を楽しめることでしょう。
また、クレールコートという場所だけでなく、人柄という意味でも「ぬくもりを感じる空間」を演出してくれるはずです。
直接お話を聞いたり、公式ページを見て感じたのは「唯一無二の体験を内側から提供する」という雰囲気かなぁ。
「お洒落で流行を取り入れた演出で、星付きレストランを経てやってきたシェフが手がける料理をフルコースで。」
と、いうような雰囲気ではありません。
しかし、規模が大きくないからこそ伝えることができる「人間味」とか「温かさ」という部分を大切にしているように感じましたね。
公式ページのレストランページには「第二の我が家のような存在として」という記載が物語っているような気がするんですよ・・・!
そんな「第二の我が家」で実際に料理をいただきましたが、思っていた以上に素材を生かした優しい料理が印象的で、とっても食べやすく美味しかったんです!
地域の方にもお話を聞いたところ、料理に定評があるとのことでした。
今後は、修行から帰ってきた息子さんの活躍にも期待が高まりますね!
クレールコートの「食」を軸にした新しい展開に期待!
「美味しい料理をもっとたくさんの人へ。そして、地域の魅力を遠方の方にも。」
そんな想いから「レストラン強化」と「Clair Court Kitchen」という新ブランドを立ち上げたクレールコート。
ここでは、2つの取り組みについてご紹介します!
美味しい料理をもっとたくさんの方へ!
今までは、完全予約制のディナープランなどを展開していましたが、2021年春頃より気軽に料理を楽しめる「ランチ展開」を考えているとのこと。
ポイントは「リーズナブルな価格」「地元の食材を生かした料理」「少人数でも楽しめる」の3点。
地元のレストランが地元の食材を購入し美味しく調理。そして地元の方々が食べる。
こういう流れは、今後も重要なポイントになるかもしれないですよね!ランチは、ぜひ地元の方々に気軽に楽しんで欲しいとのことです!
さぁ、この日いただいいた料理をご紹介しますよ!
現在、提供及び検討している料理を3品ほどいただきました。
まずは、地元福島や茨城の野菜を使った「生ハムと焼き野菜 味噌バーニャカウダーソース」です。
前菜にあたる料理だと思いますが、口の中がまだ色々な味になっていない状態で「食材の味を楽しめる」というのはとっても重要なポイント・・・!
野菜って、甘みも苦味も食感も楽しめるんだよなぁ。
次は、メインディッシュとなる「福島県産牛フィレ肉」。いわき市内郷にある「ヤマブン味噌醤油醸造元(創業150年以上)」の味噌と醤油を使い仕込んだ1品。
低温調理で柔らかく仕上げたというお肉の仕上りたるや・・・!
この食感と旨味。美味しくいただきました。
そして、美味しさのアクセントには「トリュフ塩」「ハーブソルト」「刻みわさび」の3種類を用意。
「様々な味覚を楽しんでもらえるように」ということですが、味わいが変わって本当に楽しめましたね!
そして、デザートには「プリン 果物添え」を。一緒にいたメンバーと「これ、飲めるんじゃない?!」と驚くほど滑らか!
美味しくいただきました。
あえて書くとすれば、プリンだけでも十分勝負できるように感じたので、果物とベリーソースはなくてもよかったかも。
豪華さの演出という意味では「プリンアラモード」や「飲めるプリンのアレンジ」などができたら楽しそうです・・・!
総合して、料理の満足度は非常に高かったです!
Clair Court Kitchen「郷の恵」
結婚式場「Clair Court」として、福島県いわき市の地で、地元の皆さまにおいしい「味」を届けて参りました。この「味」をもっと身近に食卓で楽しんでもらいたい。そんな想いで誕生した「Clair Court Kitchen」。
いわきから全国へ。まごころ込めた、郷土の「味」をお届けします。
Clair Court Kitchen では「内郷らしい味をお届けしたい」という思いから「郷の恵」を作りました。
味づくりに力を借りたのは、双方150年以上も前から内郷の食文化を支えてきた「ヤマブン味噌醤油醸造元」の玄米味噌と、「四家酒蔵店」の日本酒。
それらをクレールコートが代々受け継いできた調理技術で漬けだれを調合。
甘すぎず旨味が凝縮された味わい深いものに仕上がっているとのことです!
冷凍で届きますので、解凍後に焼いていただきます。実は、到着直後は「浅漬け」になっているそうで、より濃い味で旨味たっぷりで楽しみたい方は「冷蔵で1日寝かす」のがおすすめなんだとか!
こだわって作った味噌だからか、購入したお客様からは「味噌をたくさん入れて欲しい!」という声をたくさんいただいたこと!
そこで、あまった漬けだれをご家庭でも色々な料理に使えるよう量を増やして提供するようにしたそうです。
この味噌を使って、焼きおにぎりとか作ったら最高だろうなぁ・・・。
ヤマブン味噌醤油醸造元は、150年以上の歴史を持ついわき市内郷にある醤油と味噌の醸造元。創業以来守り続けている伝統の製法で、製造工程は全て手作業で行っているそうです!
四家酒造店は、1845年創業のいわき市内郷に酒蔵を構える酒造店。170年以上にもわたり、地元市民に愛される酒造りを行っており日本酒ファンに広く愛されているそうです。
四家酒造店は、酒蔵を見学させていただいたのでおってその様子もご紹介したいと思います!
さぁ、銀鱈と鮭の紹介です。
「郷の恵 味噌漬け 鮭」は、しょっぱすぎず甘味も程よい上品な味わいに仕上がっています。
「味噌漬けだから塩分効いているだろうな」と思っていたんですが、これはお酒を飲まない方でも美味しくいただける味付けだと思います!
これは美味しいなぁ。
鮭の旨味と、味噌漬けだれの甘みがまとまってると言いましょうか。
もちろんお酒とお相性も良く、個人的にはビールよりも日本酒や焼酎と一緒に食べたい!
「郷の恵 味噌漬け 銀鱈」は、思っていたよりもあっさりしていて食べやすかったですね!
「塩分効いているね!」と言う感覚はありませんでしたが、鮭よりも塩味を感じやすいかも。
全体的な味わいとしては、鮭に比べて銀鱈の方がそもそも淡白な味わいなので控えめに感じたかな。解凍後、1日寝かせた時の味わいが気になる!
まとめ
初めは、ウェディングレストランと言う情報しかなかったので「どれだけお洒落で、どんな料理を出すんだろう・・・!」と考えていましたが、ポイントはそこではありませんでした。
「唯一無二の体験を内側から提供する」と言う部分にもし共感できる方がいたら、ぜひレストランで食事を楽しんでみてください。
スタッフの皆さんも「もっとアピールすればいいのに!」と言う部分が多かったので、そう部分も含めて自慢の料理を気軽に楽しめる展開にものすごく期待しています!
お忙しい中、ありがとうございました。