日本三名園の1つに称される兼六園。言わずと知れた金沢エリアの定番観光スポットなんですが、定番の域を完全に凌駕するほどのスポットでした。
「定番スポットだし、とりあえず見に行く?」というレベルの観光スポットではないので、ぜひ時間をとってゆっくり楽しんでほしいですね!
筆者が訪れたのは、新緑の美しい時期。緑の美しさはもちろんのこと、手入れが行き届いていることがよくわかるほどに園内は総じて美しかったです。
特に、水の透明度には本当に驚かされました。
「四季の風景を全部見たい!」
これが、初めて兼六園に訪れた筆者の感想です。
自然を楽しむ
兼六園といえば、春の桜に紅葉、雪吊りされた「唐崎の松」などがTVなどでも紹介されているイメージですが、桜と紅葉の間の「緑の季節」も存分に楽しめたと思います。
中に入るまでは真夏のような暑さを感じていたのに、園内では涼しさと清々しさを感じました。
野鳥の鳴き声も相まって、都会から切り離されたこの空間を存分に楽しめたと思います。
実は、前日に雨が降っていたこともあり全体的にしっとりとした雰囲気がありました。木々の美しさはもちろんのこと、艶やかな苔も魅力でしたね。
こういう場所には定期的にきたいものです。
兼六園は、11.4ha(東京ドームの約2.4倍、上野動物園の約8割)という広さがありますので、写真を撮りながらのんびり歩くだけでも2時間くらい楽しめると思います。
また、園内には食事どころやお茶を飲めるお店もあるので合わせてどうぞ。
兼六園でお茶を楽しむ
兼六園には、生菓子やお茶、食事を楽しめるお店がいくつかあります。今回は、3つほどご紹介します!
三芳庵 水亭
三芳庵は、創業以来皇族の方々をはじめ、多くの著名人が訪れる由緒ある老舗料亭。
要予約の茶懐石風弁当などの料理だけでなく、抹茶と生菓子なども楽しむことができます。
今回は、水亭で生菓子とお茶をいただきました。
▼お店の様子
内橋亭 (うちはしてい )
霞ヶ池のほとりにあるお食事処兼お土産処の「内橋亭」。池の景色を楽しめる座敷が魅力的で、治部煮、そば、丼もの、定食、うなぎの蒲焼などの食事を楽しめます。
また、お店の入り口になるベンチでも甘味などを楽しめます。
時雨亭
時雨亭の生菓子と庭園の景色を楽しみたかったのですが、人気のためなかなか入ることができずこの日は断念。
ただ、受付時間に合わせて待っていれば入ることができそうなので、気長に待つのも良いかもしれません。
他の茶店とは少し雰囲気が違うので、ぜひ公式ページをチェックしてみてください!