韓国といえば辛い料理が有名ですが、辛くない料理も最高に美味しいですよね。日本で食べたことがある参鶏湯も、本場ではこんなにも味わいが違うのかと驚くばかりでした。
1960年代から営業を続ける参鶏湯の老舗店「高麗参鶏湯」は、6階建てのビルで300席以上ある市庁本店が有名ですが、今回は光化門店へ。お昼の時間帯がものすごく込み合うので、前後の時間帯にずらすのがお勧めですよ。
モチモチのもち米と、プルプルの鶏肉、漢方と出汁のコラボ。さらに、予想以上に食べでもあるので満足感も十分です!
光化門駅から徒歩で老舗の味を楽しめる。
こちらのお店はお昼に集中して込み合うので、時間をずらすとご覧の通りです。4名席でも椅子がぴっちり詰まっているので少し窮屈かも。
込み合っているときは必然的に相席になりますが、すいていれば広く使わせてくれるのでゆっくりと参鶏湯を楽しむことができると思います。
注文するとまずは人参酒と前菜が運ばれてきます。人参酒は、ニンジンというよりごぼうに近い味で、かなりパンチがありますね・・・!食前酒としてどうぞ。
ちなみに、ここの参鶏湯は本当に量が多いのでおなかをすかせて行くのがベスト!ある意味、お気を付けください。
キムチは、後で参鶏湯の味付けにも使えますがそのまま食べてもおいしかったです。にんにくは、なんと生の状態!日本ではあまり生のニンニクを食べることはありませんが、これが普通とのこと。
個人的にはホクホクなにんにくが好きなんですけどねぇ・・・!
参鶏湯は、ノーマルなもの、薬膳系、ちょっと贅沢なアワビなどいくつか種類があります。今回は、ちょっと贅沢にアワビ参鶏湯を注文してみました!
もちろんできたてで激熱なので、やけどに注意です。
アワビ参鶏湯ということで、アワビがしっかり入っています。が、食べて思ったのは、あえてアワビ参鶏湯というチョイスはないなということ。ノーマルな参鶏湯、薬膳的な参鶏湯のほうがお勧めですね!
もちろんアワビも美味しかったんですよ!でも、アワビでしかないというか・・・。参鶏湯を楽しみたい方は、ノーマルをお勧めします!
丸ごと入っていますので肉のボリュームは十分です!わかりにくいかもしれませんが、肉を持ち上げる前と後でスープの量が明らかに変わっているのがわかりますでしょうか?それくらいボリュームがあるんです。
個人的には、まずは肉を崩さずにスープを飲んでみるのがお勧めです!
肉を開くともち米がびっしり・・・!
味付けは薄めですが、私はそのままでも十分楽しめましたね。お好みで、塩や胡椒、キムチなどを入れて味を変えられますので量が多くても飽きることはなかったです。もち米のモチモチ間はもちろん、鶏肉がパサつくことなくぷりぷりで本当に美味しかったですよ!
この日は、かなり寒い日だった本当に温まる料理でした!
韓国の滋養食として広く知られる参鶏湯。本場の味をぜひどうぞ。