墾丁(ケンティン)旅行では、ビーチ意外にいくつかの観光スポットがありますが、私が気になっていたのがこの「国立海洋生物博物館」です。
何より、施設の広さがすごいんですよ!大きく3つのエリアに分かれていまして、それぞれ体験できる内容が変わっています。
普通にまわるだけでも楽しめますが、さらにショーなども見ていくと余裕で半日以上かかってしまうかも!
台湾南部まで来たのであれば、1度は行っておきたい観光スポットだと思います。
施設内は、基本的には中国語または英語。2016年現在では日本語に対応していませんでした。
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まずは施設全体をチェック!
施設全体が上の写真の通りです。
写真下側が入口になっているのですが、実は水族館に入る前に池や大きなオブジェがあります。小さい子どもならここだけでも楽しめるかもしれませんね・・・!
水族館は「台湾水域館」「珊瑚王国館」「世界水域館」の3つに分かれていまして、テーマが違う水族館が3つあるイメージです。
どこからが入口かわかりにくいのですが、チケットを渡して園内に入った後に「国立海洋生物博物館」の門が登場します!
英語表記は「National Museum of Marine Biology and Aquarium」ということで、「海洋生物博物館」と「水族館」の2つの要素を楽しめると思っていただければと。
水族館の目の前には、大きなクジラが・・・!目の前にいた子供が見入ってしまっていましたが、それくらい大きいのです。
フォトスポットにもなっているようなので、撮影はお忘れのないように!
チケットはどうやって買うの?
オンラインでも購入できるようですが、中国語しか発見できず購入の仕方に悩んでしまいました・・・。なので、現地の窓口が安心だと思います!
今回は、「墾丁(ケンティン)」という街からタクシーで向かったのですが、なんとタクシーの運転手が「安くチケット買えるよー!」といって、地元のチケット屋さん(?)で購入してくれたのです!
日本語は通じませんでしたが、運転手も翻訳アプリなどを使って色々説明してくれました!
内容がよくわからないフレーズも多々ありましたが、何となく理解できる部分もあり助かりましたよ。中国語は本当に分からないので、タクシードライバーが積極的にこういうツールを使ってくれるのは本当に嬉しいです!
安く購入できるといって連れて行ってもらったのがこちら。
正確な場所はわからないのですが、ケンティンと恒春の間にありました。写真を見せれば、現地の方はわかると思います!
意思の疎通ができれば、国は関係ありませんね・・・!本当に良くしてもらいましたよ。ありがとうございました!
水中トンネルを進んでいく珊瑚王国域!
建物に入って右側に進むと「珊瑚王国域」、左側が「台湾水域館」になります。
まずは、右側の珊瑚王国域に向かいます。
その名の通り「珊瑚」がテーマになっています。
珊瑚とそこに住む魚たちを見ることができるだけでなく、水中トンネルを進み、沈没船が海洋生物の住処になっている様子など、ユニークな展示が多くありました。
水槽の数も多く、大きいものも用意されていたので見ごたえは十分ですね!
魚に目が行きがちな水族館ですが、海においてサンゴの重要性を伝えるという部分も考えているんだとか。
沈没船がある海底までは水中トンネルをくぐりながら進んでいくのですが、水中トンネルが何個もあるのでこれが予想以上に面白い。
「珊瑚王国」なので、魚を見るだけではなく珊瑚にもぜひ注目してみてください!
基本的には、中国語と英語表記です。英語表記があるので何となくわかる方も多いでしょう・・・!
ガイドについては確認できませんでしたが、入口にインフォメーションがありますので必要な方は確認してみてください!
3D映像を使い古代の海を見学できる世界水域館!
海の歴史を見ることができる「世界水域館」では、大画面を通してカンブリア紀、ジュラ紀、白亜紀を体験したり、古代海洋生態系の各年表など見ることができます。
世界水域館は「台湾水域館」「珊瑚王国館」とは離れた場所にあります。その途中に飲食店がいくつかありますので、小腹を満たしてから行くのもよいですね!
屋台の他に「海味食堂」というレストランもありますので、ゆっくりできると思います。
世界水域館の特徴は「3D映像」を使い古代の海の様子を見ることができる部分です。
古代の海を3Dで再現しているので、歴史を綴っただけの資料館とは全然違いますね!
また、世界水域ということで色々な地域の海の生き物たちが紹介されています。
上の写真は、巨大な昆布。昆布が大きいので必然的に水槽もものすごく大きくなっています!迫力十分です。
また、こちらは「深海」をテーマに、仮想化技術を使い深海の特別な生態景観を見ることができます。
極地の海では、N極とS極を説明するために海洋生態系に加えて、極性の海の生態系の特徴を説明しているそうです。
ペンギン、海のオウムのショーなどを通じて、その地で生き残る方法を寒冷環境で体験することが可能に。
この展示コーナーは、リアリティのある体験ができるようにかなり涼しくなっています!
台湾水域(Waters of Taiwan)
エントランスの滝から始まり、渓流、川、貯水池、海などその名の通り「台湾の水」を見ることができます。
国立海洋生物博物館では、3つの水族館がそれぞれテーマを持ち、それぞれの規模が大きいので楽しめますね。
台湾水域館では、ダイバーによる餌やりの様子を見ることができたり、子どもが遊べるゲーム形式の展示などもあります。
台湾水域館が一番シンプルなテーマになっています!
国立海洋生物博物館からの帰り方について
ケンティンや恒春に戻る場合、高雄方面に戻る場合、どちらにしてもバスかタクシーで移動することになるようです!
バス停は目の前にありますのでわかりやすいのですが、行先の確認が難しい・・・。
上の写真でベンチに座っている人は、タクシーの運転手でした!根気強く交渉してきましたが「バスに乗る!」と言い切ったところ、私の目的地に行ってくれるバスについて説明してくれたり、バスが来たら「それにのっちゃだめだよ!」など教えてくれました!
インフォメーションで呼んでもらうか、たまたま居合わせたタクシー運転手と金額交渉するか。どちらにしてもバスの方が安いです!
この地域では、このバスがよく走っています!「オレンジライン」など色分けされているようなんですが、中国語だとわかりにくいですよね・・・。
バスの運転手に「ここに行きたい!」と地図を見せると教えてくれるので、聞いちゃった方が早そうです!
また、バスの運賃はとっても安い!お札だとお釣りがないことがほとんどなので、コインを用意しておきましょう。
さて、国立海洋生物博物館から恒春に向かいます!
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