お店が閉店してしまっているようなので、その他の大阪関連の記事をどうぞ。
心斎橋や道頓堀エリアからワンブロック隣にある堺筋線「長堀橋駅」を出たら徒歩1分以内。にぎやかなエリアとは打って変わって、観光客が少ないエリアです。
ここに店を構える「肉と酒(旧店名:Dining TABI)」は、東京・表参道でも人気の「パンとエスプレッソと」とのコラボ店舗で、肉と酒とパンを楽しめる珍しいお店です。
大阪の活気のあるお店も魅力的ですが、和牛と日本酒をゆっくり堪能できるお店として重宝すると思います。
Googleマップに「肉と酒」の文字
実は、たまたまこの近くでお店を探していた時に、Googleマップに「肉と酒」という文字が。心斎橋・道頓堀エリアは、人が多すぎてちょっと息苦しかったんですよねぇ。
これは行くしかないでしょう。
お肉と日本酒の組み合わせは、まさに料理を味わうための組み合わせ。ビールと肉も最高なんですが、この日の気分はまさに肉と日本酒。
お店の入口にはこんな張り紙が。
和牛専門店だからこそのコスパだけでなく、表参道で働いていた時に結構お世話になっていたパン屋「パンとエスプレッソと」のパンを使った料理も提供しているんだとか。
さらに、ドリンクビュッフェもあり日本酒が好きな方には本当にお勧めのお店です。
肉と酒を求め店内へ
店内は黒と白を基調にした落ち着いた雰囲気。近年、日本酒を扱う洋食のお店も増えてきていて、色々な楽しみ方ができるのがいいですね。
テーブル席が多くないので、大勢で行くようなお店ではないかなぁ。
雰囲気的には2件目にものすごくお勧めなんですが、お肉が美味しすぎるので2件目にしてはもったいないというか・・・・。ちょっと表現が難しいですが、美味しい日本酒を美味しい肉と一緒に楽しめるレアなお店ということは間違いありません!
まさに料理を味わうためのお店。
お洒落な前菜から始まるディナー
ゴボウを使った温かいスープがまさか最初に出てくるとは思っていませんでしたよ。ゆっくりお酒を楽しむために、1杯目に暖かいものを飲むのもよいなぁと感じました。
まずは、新政の唯一の定番生酒「No.6(ナンバーシックス)」から。
地域性を尊ぶために秋田県で栽培された米のみを用いて、さらに酒母には天然の乳酸菌を活用する伝統製法「生酛」のみを採用。培養された酵母を使用する際は、新政で昭和5年に採取された「きょうかい6号(六号酵母)」のみを用いているらしい。
この6号酵母の魅力をダイレクトに表現することを目的に醸造されるラインが「No.6(ナンバーシックス)」何だとか。
今回注文した「R-Type」は、その中でも一番楽しみやすいレギュラータイプ。飲みやすく色々な料理との相性が良いお酒だと思います。
豊富な肉料理の中から選んだのは、レアで焼かれたハラミ。パンにのせて食べるのもお勧めですが、肉の味わいをダイレクトに楽しむなら、やはりそのままがおすすめ。
肉の味わいが口に広がっていく中で、日本酒をスッと飲む。
これ最高です。
メインの肉料理(ステーキなど)は、1500円~2000円程度。ハラミはもう少し安かったと思いますが、この1品だけでそのクオリティの高さがよくわかりました。
肉の旨味は脂が付きもの。肉料理の後には、ピクルスがおすすめです。酸っぱさと甘みが絶妙ですね。
和牛のパテは、からし・マスタードでいただきます。こちらもパンと一緒に食べることができますが、そのままが最高。味がギュッと詰まっている感じです。
日本酒とよく合いますので、是非注文してほしい1品。
次の日本酒は、広島の日本酒「神雷(信頼) 八反錦 うすにごり」です。
にごり酒特有の味わいと、少しシュワっと感じる酸がいい感じです。辛口でキレがあるので、日本酒が苦手な方は避けたほうが良いかも。
こちらは果実酒。日本酒以外のお酒ももちろんありますので、女性も来やすいんじゃないかなぁと。
まとめ
総合して、とってもお気に入りのお店です。料理のクオリティは高いし日本酒も楽しめるので、このエリアでは覚えておいた方が良いお店なんじゃないかなぁと。
にぎやかな街並みって気分じゃない時にはぜひどうぞ。